当サイトで使用している専門的な用語の、簡約な解説を表記しています。
表記内容を定義付けする事が目的で行う物ではありません。 |
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基礎補強工事
(きそほきょうこうじ) |
基礎の能力等を増大させる工事 |
地盤改良工事
(じばんかいりょうこうじ) |
地盤の性質・特性・能力等を改善する工事 |
地耐力測定
(ちたいりょくそくてい) |
地面の有する能力の1つ(地耐力)を計る検査 |
土質試験
(どしつしけん) |
土の性質を調べる試験 |
ボーリング調査
(ぼーりんぐちょうさ) |
地面の性質を調べる試験方法の1つ |
地質
(ちしつ) |
地面の性質 |
地形
(ちけい) |
地面の形式 |
潟湖跡
(せきこあと) |
河川や湖などが本流とは仕切られてできる地形 |
旧河道(河川跡)
(きゅうかどう) |
河川が流れの変化などできた地形 |
崖錘
(がいすい) |
丘陵地や山地の斜面の低い位置に崩れた岩や土等が堆積してできた地形 |
三角州
(さんかくす) |
河川が海に流れ出る際に運ばれてきた土等で作られる地形 |
谷底低地
(こくていていち) |
山地、丘陵地、台地部分の谷地に堆積して出来る地形 |
山地
(さんち) |
標高約500m以上の傾斜の急な地形 |
丘陵地
(きゅうりょうち) |
山地より低い標高に位置し 緩やかな傾斜からなる地形 |
段丘
(だんきゅう) |
海岸では海進および海退・河岸では勾配や流の移動の影響により段々の形成された地形 |
扇状地
(せんじょうち) |
河川が平地部に流れでた際に半円錐状に堆積した地形 |
後背湿地
(こうはいしっち) |
自然堤防の背後の低くて平坦な箇所にできる地形 |
自然堤防
(しぜんていぼう) |
河川(または旧河川)沿いにあふれ出た水の影響により堆積してできた地形 |
砂丘
(さきゅう) |
風などの力により砂が堆積した地形 |
空隙
(くうげき) |
物質と物質の間に存在する 空間 隙間 等を示す。
盛土に置いては、空隙が多くなればその影響により沈下量は多くなり
沈下の形態も不規則な様相を示す場合が多い。
盛土に使用された土に含まれる 瓦礫 等の混入物は、瓦礫同士が重なりあう事や
瓦礫が 盛土に使用された 土 に対して、形状や大きさで空隙を多く作り出す事となり盛土に関係する建物の不同沈下の要因となる。
また、浸水の影響により盛土の不均等な圧密や収縮に多大な影響を与える事がある。 |
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浸水沈下
(しんすいちんか) |
盛土造成後または盛土造成中に、外部よりもたらされた水(通常は 降雨や湧水)の影響により、盛土に含まれる水分が満たされた状態から 水の移動等により圧縮した事に帰任する圧縮沈下の事。
盛土造成における不適切な盛土材の使用や、盛土の締固めの不足や格差により生じる。
盛土造成は、適切な土材・施工方法を管理する事が重要であり
施工中に極端な降雨や、大量の湧水が確認された場合は対策が必要となる。 |
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住宅品質確保促進法
(じゅうたくひんしつかくほそくしんほう) |
2000年4月に施行された住宅消費者保護の為の法律
詳しくは国土交通省のホームページをご覧ください。
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瑕疵担保責任 (かしたんぽせきにん) |
常識的な観点からみて当然あるべき機能や性能が足りない状態にあり、その状態のまま販売された物に対する販売側の製造物責任
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液状化
(えきじょうか) |
主に砂質土地盤が地震等の外力により、砂質土に含まれる水圧が上昇し砂の粒子が水中に浮遊する状態。。 |
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費用
(ひよう) |
この場合の費用は、地盤改良工事を行う為に必要とされる金額の事 |
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施工機材
(せこうきざい) |
目的とされる 地盤補強の性能を確保する為の施工には、専用的な機械が必要となる。
複数の工法に対応できる施工機械は少なく 地盤補強の規模や、敷地の広さに応じて必要とされる施工機械の大きさも変わる。
敷地搬入に際し制限が発生する事が多く、基本的に一般道路は誘導員の配置や使用許可を取ることが必要とされる。 |
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材料
(ざいりょう) |
この場合は、目的とされる施工のために必要とされる材料で主な材料は セメント系
と 鋼材系 となる。
セメント系は現場で土と水等を使用し、現場での生成となる場合が多く鋼材系は、完成した製品を現場に搬入する場合が多い。 |
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含有水
(がんゆうすい) |
土質、または地盤に含まれる水分。 |
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基礎構造設計
(きそこうぞうせっけい) |
建物を建築する為に必要とされる、建物の基礎部分に関係した設計。 |
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現地観察
(げんちかんさつ) |
建物建築予定地や、予定地周辺の地盤・敷地に関係した情報を収集し、予定建物の長期安定に必要とされる内容にまとめる事。
建築予定地で行う場合や、周辺の聞き込み蓄積された過去データや公開されている資料から、内容の確認を行う事も含まれる。
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小規模建物
(しょうきぼたてもの) |
地上3階建て以下で建物高さ13.0m以下
軒高9.0m以下で、延べ床面積500u以下の条件に該当する建物の事。
主に木造2階建の住居等を指す。 |
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不同沈下
(ふどうちんか) |
基礎等により建築された建物において、 本来平行を維持すべき基礎等に、沈下速度や沈下量など様々な要因で相対差が発生した状況、またはその状態の事。 |
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擁壁
(ようへき) |
擁壁背面の<土>の流失・破壊等の変質変化を防ぎ背面の地盤の安全を確保する事を目的に作られる構造体の事。 |
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支持力
(しじりょく) |
地盤自体が変形や破壊すること無く支える事が出来る能力を数値として表した物。 |
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盛土
(もりど) |
元々の地盤に、目的をもって盛られた土の総称。 |
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造成
(ぞうせい) |
何らかの目的のために、元々の地盤を様々な方法で造り整える 作業の総称。 |
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地盤調査
(じばんちょうさ) |
地盤の有して居る能力や状態を計測・観察し、建築される建物の安全を確保する為に必要な情報を解析する事。 |
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考察
(こうさつ) |
地盤調査の内容を総合的に判断し、必要とされる対策を表記する事、または表記された物。 |
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換算N値
(かんさんえぬち) |
地盤調査方法の一種。
スウェーデン式サウンディング試験から得られる値を用い、算出された数値。
地盤の能力の目安となる数字でもある。 |
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スウェーデン式サウンディング試験 |
地盤調査方法の一種。
小規模建物の地盤調査方法としては、最も一般的な調査方法。
詳しくは<実務紹介>をご覧ください。 ≫詳細はこちらから |
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N値
(えぬち) |
標準貫入試験用サンプラーを30cm地面に打ち込む為に必要とされた打撃回数。
打撃に使用する重りは、重さ63.5kg( ±0.5kg )
落下させる高さは0.76mからの自由落下。 |
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軟弱地盤
(なんじゃくじばん) |
予定される建物や、建築物等が必要としている地盤の能力が様々な要因で不足しており、そのままの地盤の状態では建物・建築物の安定を保つ事が出来ない地盤の事。 |
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擁壁背面
(ようへきはいめん) |
主に擁壁が<土留>として効力を発揮している部分の地盤を指す。 |
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土留
(どどめ) |
地盤に盛土や掘削等で発生した、地盤の傾斜面や垂直面等に対して、地盤の崩壊や破壊等の変化変質を防止する為に施工された物の総称。 |
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埋戻し
(うめもどし) |
掘削除去された部分に、再度土等を入れることで、整地された状態にする作業。 |
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上載荷重
(じょうさいかじゅう) |
地盤自体の上に載せられる重さ。
地盤に対しての、基礎を含む建物の総重量に該当する。 |
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背面土のすべり
(はいめんどのすべり) |
背面の土が、一定のラインにそって滑り移動する事。 |
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安息角
(あんそくかく) |
土が、安定を維持する事が可能な傾斜角。
自然に崩壊する事無く、形状を維持出来る傾斜角の事。 |
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経年変化
(けいねんへんか) |
盛土の経過時間における盛土の変化。
時間の経過だけで起こる、初期の状態との変化の具合の事。
※盛土は、土質・盛土施工状況・盛土下部地盤状況地盤面の傾斜・風雨等の影響により様々な経年変化をする事が確認されています。 |
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瓦礫
(がれき) |
主に建築廃材(コンクリート・ブロック・アスファルト等)の事。
盛土材として使用された場合は、不同沈下の要因となり得る物の総称。 |
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経験値
(けいけんち) |
今までの経験から導き出される数値または判断基準の事。
※重要な要因として、地盤調査に有効活用する事はあるが安易に経験値だけに偏った判断は実際の地盤の状況と異なる場合がある。
経験値は、実際の調査の結果の補助的役割とする事で危険因子に対する対策の強化につながる場合が多く慎重に検討されるべき要因である。 |
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